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ワリオシリーズ > メイド イン ワリオシリーズ
メイド イン ワリオ
ジャンル 瞬間アクション
開発元 任天堂
インテリジェントシステムズ
発売元 任天堂
1作目 メイド イン ワリオ
2003年3月21日
最新作 メイドイン俺
2009年4月29日

メイド イン ワリオシリーズ(海外名称はWarioWare)は、任天堂から発売されているコンピュータゲームシリーズである。公式でのゲームジャンルは瞬間アクションとされている。

概要 編集

任天堂『マリオ』シリーズのキャラクター・ワリオが「ワリオカンパニー」という会社を設立し、仲間たちと一緒にゲームを作っていくという設定のゲームシリーズ。シリーズごとに「ボタン操作」「タッチ操作」など、操作方法が異なる。

このゲームの特徴は、プチゲームというきわめて短時間で終了する簡単な操作のミニゲームを連続して行っていくという点である。プチゲームは種類によって異なるが基本的には約8拍子(広告では5秒と表記され、実際は約4秒)の内容で、終了するたびにプチゲームの内容指示を含めた合いの手を挟みながら次々と新しいゲームが出されていく。「瞬間アクション」というジャンル名はこのことに由来する。プチゲームは豊富な種類が存在し、クリアするたびに異なる内容のものが登場する上、さらに一定量クリアするたびにゲームスピードが上昇していく。そのため時間に連れてプレイヤーの反射神経や判断力などが要求されるようになっていき、ミスの許される回数も制限が設けられているなど、単調なゲーム内容にならないよう工夫されている。これらのことからシリーズのコンセプトは「最多 最短 最速」となっている。

各プチゲームのシンプルな操作内容やスピーディに進むゲーム内容などから、短時間で手軽に遊ぶ事ができる。その一方で、慣れてくるとゲームオーバーになるまでどれだけクリアし続けられるかという高得点を目指す遊び方も出来るようになる。

このシリーズの原型となっているのは64DD専用ソフト『マリオアーティスト ポリゴンスタジオ』に収録されたゲーム『サウンドボンバー』である。これは数秒で完結するミニゲーム8種類を、規定の回数ミスをするまでひたすらクリアしていく、ごく単純なゲームであった。『メイド イン ワリオ』シリーズと同じく、各ゲームの間には合いの手シーンが挿入されるが、この時点ではまだプチゲームという名称は付けられていない。ゲーム画面にはプレイヤーが作成したポリゴンモデルが登場し、これを操作したり避けるなどして各ゲームをクリアしていく。

なお、シリーズ作品ごとに「多人数でプレイ」(『あつまれ!!』)や「本体を回転させる」(『まわる』)など目玉となるコンセプトがある。これは「基本がプチゲームの集まりなので、新作はプチゲームを新しくするだけではなくて、何か新しいコンセプトが必要」という開発スタッフの意向によるものである [1]

シリーズの世界観 編集

本シリーズは、任天堂のゲームキャラクターの中でも特に型破りで破天荒な性格を持つワリオが主役となっている。登場するプチゲームは、ゲーム販売で金儲けを企むワリオとその友人たちが作ったものであり、プレイヤーはそのゲームのテストを行っているという設定である。シリーズオリジナルキャラクターであるワリオの友人たちも、ワリオに負けず劣らず個性的でユニークなキャラクターたちで、プチゲームの内容も奇抜でシュールなものが大半である。これらによってシリーズの特色をより際立たせている。

シリーズの舞台は、ワリオの住むダイヤモンドシティという都市で、登場キャラクターたちはそこに住む住人という設定である。ダイヤモンドシティは『初代』の取扱説明書に「地図のどこにも載っていない街」とされており、『マリオ』シリーズやワリオが主役の『ワリオランド』シリーズともほとんど関連しておらず、『メイド イン ワリオ』からの要素が他の作品に登場したこともほとんど無い[2]。そのため他のワリオ出演ゲームとは一線を引いた独自の世界観を築き上げいている。

ゲーム一覧 編集

ゲームタイトルにその作品の特徴となる点が入っているのが伝統となっている。各作品の詳細はリンク先を参照。なお、発売日は日本版のものである。

メイド イン ワリオゲームボーイアドバンス
2003年3月21日発売。
シリーズ第1作目。この時点で、基本ゲームシステムや世界観などといった、後のシリーズの基礎となる要素の大部分を確立させている。
なお、本項では後の各シリーズ作品との区別のために、本作を『初代』と表記する。
あつまれ!!メイド イン ワリオニンテンドーゲームキューブ
2003年10月17日発売。
基本的には『初代』の移植作品だが、多人数用モードが追加されるなどの新要素が加わっている。
まわるメイド イン ワリオゲームボーイアドバンス
2004年10月14日発売。
ゲームカートリッジに回転センサーを搭載しており、ゲーム機自体を回転させて操作を行う。
さわるメイド イン ワリオニンテンドーDS
2004年12月2日発売。
ニンテンドーDSのローンチタイトルの1つとして発売された(日本国外でも北米以外ではローンチとなった)。
ニンテンドーDSのタッチスクリーンを使った操作を行う。ダブルスクリーンやマイクの機能を利用したゲームもある。
おどるメイド イン ワリオWii
2006年12月2日発売。
Wiiのローンチタイトルの1つとして発売された。
Wiiリモコンを用いた操作を行う。基本的にはWiiリモコン単体での操作で、ヌンチャクは一部のゲームのみ用いる。
うつすメイド イン ワリオニンテンドーDSiウェア
2008年12月24日配信(DSiウェア 500)。
DSi搭載のカメラを使い、自分の手や顔を動かす事でプチゲーム(お題)をプレイする。
メイドイン俺ニンテンドーDS
2009年4月29日発売。
あらかじめ収録された新作プチゲームのほか、自分でオリジナルのプチゲームを製作しプレイすることが出来る。
ニンテンドーWi-Fiコネクションにより、随時配信される新規プチゲームのダウンロードやコンテストへの自作プチゲーム投稿、ワイヤレス通信によるプチゲーム交換などが出来る。
なお、タイトルに「ワリオ」が入っていないが、登場キャラクターは引き続きワリオカンパニーの面々である。
あそぶメイドイン俺(Wiiウェア
2009年4月29日配信(800Wiiポイント)。
DS版『俺』のプチゲームをワイヤレス通信によりWiiにダウンロードし、テレビ画面でプレイできる追加コンテンツ。本作のみの新作プチゲームも収録されており、単体で遊ぶこともできる。
DS版同様にニンテンドーWi-Fiコネクションにより、新規プチゲームのダウンロード・保存ができる。

関連作品 編集

マリオアーティスト ポリゴンスタジオ64DD
2000年8月29日発売(ランドネット会員への配布日)。
前述のように、メイド イン ワリオシリーズは、この作品に収録されたミニゲームモード「サウンドボンバー」を原型としている。
リズム天国ゲームボーイアドバンス
2006年8月3日発売。
ゲームアイディア自体はメイド イン ワリオとは異なるが、開発スタッフがほぼ同一であり、グラフィックやBGM、システムといったデザイン面に共通点があり、登場キャラクターもメイド イン ワリオと一部共有しているなどスピンオフに近い側面を持つ。
続編として『リズム天国ゴールド』(ニンテンドーDS)や『みんなのリズム天国』(Wii)も発売。
鳥とマメ(ニンテンドーDSiウェア
2008年12月24日配信(DSiウェア 200)。
『初代』に収録されていたミニゲーム「PYORO」と「PYORO2」を単体の作品としてニンテンドーDSi用にアレンジを加えて移植したもの。
紙ヒコーキ(ニンテンドーDSiウェア
2008年12月24日配信(DSiウェア 200)。
「鳥とマメ」と同様『初代』に収録されていたミニゲーム「はてしなく 紙ヒコーキ」を単体の作品としてニンテンドーDSi用にアレンジを加えて移植したもの。

プチゲームについて 編集

  • シリーズ各作品に共通するプチゲームの進行は以下の通り。
  1. まず、開始の合図となる音が鳴る。(ステージによっては専用のBGMがあるために鳴らない場合もある)
  2. プチゲームの画面に切り替わりながら、するべき指示が表示される。
  3. 画面上の爆弾が爆発するまでの間に、画面上の指示を達成する。プチゲームによっては爆弾が爆発するまで敵キャラをよけ続けるなどの耐久系の物もある。
  4. 終了時の音が鳴り、時間内に指示を達成できていなければライフが1減る。
  • プチゲームのBGMは基本的には8拍であるが、一部には16拍の物も存在する(『初代』『あつまれ!!』ではオービュロン担当の物が16拍)。また『まわる』では4拍の物も存在する。また、ステージが進むと徐々にテンポが上がっていく(基本的には1周回に2回発生する)。テンポが上がれば指示が表示されている時間が短くなったりゲーム中のオブジェクトが動くスピードが上がったりするという形で難易度が上がることになる。
  • 『初代』のプチゲーム1回当たりのプレイ時間は以下の式で得られる。
t={60b\over s}
ここでbはそのゲームのBGMの拍数、sはBGMのテンポである。sは140からスタートし、400まで上がる(『あつまれ!!』の図鑑モードでもBPMを400まで上げて練習できる)。通常のプチゲームを初期状態でプレイする場合、実質的なプレイ時間は(8×60)/140≒3.43秒となる。ゲームの前後の音がそれぞれ4拍あるため、1つのプチゲーム当たりの時間は(16×60)/140≒6.86秒である。
  • 『おどる』では基本的にゲームが始まる直前にお作法表示画面が4拍足される為、その場合は(24×60)/sという形になる。
  • 『さわる』以降の作品はテンポが1レベル程度下がった状態で始まっている。

登場キャラクター 編集

ステージキャラクター 編集

ワリオ
シリーズの主人公。テレビニュースでゲームソフト「PYORO」がバカ売れしていると聞いて、早速一攫千金を夢見て自らゲーム会社「ワリオカンパニー」(海外版名称はWario Ware Inc.、日本版でも『初代』のオープニングの名刺に表記)を設立する。しかし、さすがに一人では無理があったためか、知り合いたちを集めてゲームのアイデアを出させてゲームを完成させる。その際の売り上げ金は一人でネコババしようと企むが、いつも失敗している(ゲーム中で失敗が明確に登場しているのは『初代』のみで、『まわる』などは取扱説明書で描写されている)。
本シリーズのワリオは、ゲームの雰囲気もあって他の作品以上に下品さ(ウンチ・オナラネタなど)が強調された演出がされている。また自己顕示の強さも際立っており、自分の担当するステージのプチゲームには必ず自身を登場させている(ワリオマン・ちびワリオも同様)。
ワリオマン
『まわる』より登場。
『まわる』ではクライゴア発明の洗濯機のようなゲーム製造マシンにワリオが入ってしまった拍子に、『さわる』では風邪のワリオがニンニクと間違えてマンドラゴラを食べてしまった拍子に変身してしまった「(自称)正義の味方」姿のワリオ。本人は強くなったと思っていたようだが、実際はあまり変わっておらず(自分の入ったゲーム製造マシンを変形させる、地上すれすれを飛べる、といった新たな能力も一応は得ている)、『さわる』に至っては風邪のため大幅に弱体化していた。
大乱闘スマッシュブラザーズX』ではワリオが各キャラクター固有の大技「最後の切りふだ」を発動させて変身するという形で登場(原作と違い普通のニンニクを食べる)。攻撃能力や機動力の激増や、無敵状態となり自由自在な飛行能力を得るなど、原作と違い劇的にパワーアップするが、短時間しか変身できない。
ちびワリオ
『おどる』の最終ステージに登場。
ペニーがくれたバイク風マシンのトラブルで多人数に分裂するとともに、赤ん坊のような姿になってしまったワリオ。普段のワリオと違い、イチゴが好物。
元々は『ワリオランド』シリーズに登場した弱体化状態のワリオである。
ジミー・サング
ワリオの幼馴染で『クラブサトー』(ナイトクラブ)の専属ダンサー。アフロヘアーサングラスが特徴だが、実はカツラである。服の下は白い全身タイツで、本当の髪形と素顔は謎に包まれている。ダンスを含め運動が得意で、『俺』ではエアロビクスインストラクターもつとめている。語尾によく「YO!」と付ける。
ダンスをこよなく愛し、ケータイメール着メロ収集が趣味。ハイテンションな人物だが、意外と友達は少ない。説明書などでは、ジミー・T.(サング〈Thang〉の頭文字から)とも表記される。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、本シリーズをモチーフとしたステージ「メイド イン ワリオ」でゲスト出演している。
ジミー・サングの家族
続編に登場するジミーの家族たち。ジミーと同様、ケータイが趣味でアフロのカツラを被っている。
ジミーパパ&ジミーママ
『まわる』と『さわる』に登場。
ジミーの両親。パパは細身でやたら長身、ママは背が低くて身体が太いのが特徴。ジミーとジェイミーはパパ似、ジェームズはママ似である。
ジェイミー&ジェームズ
『さわる』に登場。
ジミーの妹と弟。ジミーステージで登場するほか、それぞれがリミックスステージで単独出演する。ジェームズはゲーム好きらしく、9ボルト&18ボルトと同じゲームを買おうとしている場面がある。
ジミー・P.
『おどる』に登場。
『クラブムトー』(デイクラブ)の専属ダンサー。ジミー・T.とそっくりな姿だが、まったくの別人。サーフィンが趣味で、日焼けした肌やアロハシャツなど南国を思わせる人物。誰とでも友達になれるのが特技らしい。ゲーム中ではTとは一切会話をしないが、公式サイトではTのブログにコメントしている。
モナ
ダイヤモンドシティの女子高生。ゲーム中には出てこないが、父は芸術家、母は世界中を飛び回るスーパーモデルというかなりのお嬢様。好奇心旺盛だが一風変わったセンスの持ち主であり、花占いならぬ“鼻占い”をしたり、ワリオを「カッコイイ」と思っているワリオファンである(なおこのセンスは両親譲り)。冒険家の卵でもあり、ワリオの冒険に後からこっそりついていく事があるらしい。いつも何かしらのアルバイトをしているが、作品ごとに職種が異なるため衣装が変化している。クライゴアに改造してもらったスクーター「モナバイク」が愛車。
コスプレが趣味で、高校のチアリーダーもしている。また音楽バンドを組んでおり、ヒットランキング1位になるほどの評判。
マリオテニスGC』のオープニングムービーでは、マリオブラザーズに負けたワリオがトーナメント表のマリオの絵に、モナを模ったラクガキをするという悪戯をしている。
ナインボルト&エイティーンボルト
ワリオの出身校であるダイヤモンド小学校に通うゲーム好きの小学生で、『まわる』以降はエイティーンボルトとのコンビとなり27ボルトとなった。
彼らのステージに登場するプチゲームは、シリーズ通して他の歴代任天堂ゲーム及びグッズに関連した内容のものになっている。
ナインボルト(9ボルト)
ダイヤモンド小学校の小学生。父は消防士で、そのためかパトランプ付きのヘルメットを被っている。かなりの任天堂ゲームマニアかつコレクターで、任天堂グッズは相当にレトロなものも所持している。ワリオに口答えするなど結構生意気でもある。
ゲームだけでなく、スケボーDJも趣味。クライゴアに改造してもらった「ナインボルトSK8(エスケーエイト)」というジェットエンジン付きのスケートボードを持っている。
『マリオテニスGC』のオープニングムービーでは、マリオブラザーズに負けたワルイージがトーナメント表のルイージの絵に、ナインボルトを模ったラクガキをするという悪戯をしている。
エイティーンボルト(18ボルト)
『まわる』から登場(ただし海外では『さわる』が先に発売)。
ダイヤモンド小学校に転校してきた小学生で、博多弁で喋る。ナインボルトと同い年のはずだが、2メートルは超えるであろう巨体と老け顔で、親子とも違われる事もあるらしい。
趣味はゲームとラップで、DJもできる。特に音楽に関しては常にラジカセを持ち歩き、頭にCDをつけているほど。ナインボルトに音楽センスを認められたことや、共通の趣味を持つことなどから盟友となった。ナインボルトには及ばないものの、彼もゲームや玩具をコレクションしている模様。
ドリブル&スピッツ
ダイヤモンドシティ・タクシー(株)に勤務するタクシードライバーのコンビ。二人とも動物の姿で、関西弁で喋る。愛車は、クライゴアに改造してもらった「ドリブルタクシー」。かつては自動車教習所に務めていたようで、ワリオにも自動車の運転を教えた(但し、ワリオの運転はなかなか上達していないらしい)。
二人とも宇宙にロマンを感じているが、SFの定義をよく知らなかったりする。『初代』のホームページで「タクシーを改造して宇宙に行く」と抱負を語り、『まわる』では本当に宇宙にいけるようタクシーが改造されていた。
ドリブル
ブルドッグの姿をした大柄のドライバー。先輩のスピッツには頭が上がらない。超が付くほどのスピード狂で、ジェットコースターよりもスリリングだという運転をする。乱暴な運転でタクシーを傷めるが、整備に関しては全くできずスピッツかクライゴア任せである。
ごつい外見に反して裁縫が趣味で、タクシー内にはお手製のスピッツ人形を吊るしている。
スピッツ
ネコの姿をしたドリブルの相方にて先輩。小柄である為に後輩だと勘違いされやすいらしい。ドリブルとは逆に、穏やか過ぎて誰でも眠ってしまうという運転をする。
SF小説を読むのが趣味で、休日は自分でSF小説も書いており、作家デビューが夢。そのためドリブルよりもSFに関して詳しい。
カット&アナ
ダイヤモンド幼稚園に通う双子の姉妹。幼児のためサ行の部分をタ行で話す(例:あたち)。ワリオは幼稚園の卒園生(先輩)らしいが、ワリオについては「びみょう…」と評している。父が伊賀忍者の子孫で、彼女たちも修行中の忍者。二人とも生き物が好きで、『あつまれ!!』でのキャラ説明によると、ペットとして後述のハヤトとポンきち以外にも大量にカメを飼っているらしく、同作には「カメカメぐらぐら」というゲームも収録されている。
二人の名前は英語で「Kat」と「Ana」と表記、二つをつなげると「Katana=カタナ()」を意味する(“Katana”は英語で日本刀という意味でもある)。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではアイテム「アシストフィギュア」で登場するお助けキャラクターの1つとして登場している。
カット
双子の姉で、活発な性格。生き物の中でも特にネコが好き。嫌いなのは不潔な人。ワリオは臭いからと評している。
幼いが剣術や忍術などの実力はかなりのもの。特に剣術はかなりの腕前で、クライゴア製のハイテク刀など自分の背よりも長い刀を巧みに使う。
アナ
双子の妹で、おとなしい性格。生き物の中でも特に花が好き。嫌いなのはおばけ。ワリオは怖いからと評している。
性格もあってカットには及ばないものの、かなり身体能力は高く、姉とのチームワークも抜群。得意なのはマキビシと変身の術。
Dr.クライゴア
ダイヤモンドシティ沖の孤島に研究所を構える天才科学者。ワリオの所有するワリオバイクやワリオカーをはじめ、シリーズ中登場するマシンのほとんどは彼の発明品である。自分が設計した延命スーツに身を包み、バイザーを被ったサイボーグのような姿をしている。そのため100歳を超える高齢ながら、心身ともに丈夫な体力を保っている。ただし頭部の保護を怠ったために禿げてしまった。よく自身の開発した薬品で腹を壊すが、すぐに回復する。
相当な天才である事は間違いないのだが、かなりの変人でワリオ含めてよく他人を実験台にしたがる(自分も発明品の被害をよく被る)。運動としてよくフラメンコを踊り、彼曰くこれもひらめきの為の一環らしい。
作品ごとに延命スーツのデザインが変化しており、『さわる』では自身の作った「物質再生マシーン」で完璧な状態に修復(頭部も完全に保護)、『おどる』では途中で再度スーツが変更されるとともにダイエットマシーンにより屈強な肉体となった。『俺』では更にスーツが変更され、元の体型に戻っていた。
通常“Dr.”の肩書きが付いているが、『初代』のエンディングクレジットのみ“クライゴア”としか表記されない。
マイク
『さわる』から登場。
クライゴアが暇つぶしにカラオケセットを改造して作ったロボットで、人間となんら変わりない高度な人工知能と感情を持つ。クライゴアは家事雑用ばかりさせており、カラオケロボである自分との葛藤に思い悩む事がしばしばある。収録曲の大部分は演歌。ただし、かなりの音痴(クライゴアも音痴である事が原因らしい)。「〜でアリマス」が口癖。
『さわる』では研究所から勝手に飛び出しカラオケ大会を開いたり、音痴さでクライゴアと喧嘩になるなどあまり関係は良くなかったが、『おどる』ではクライゴアの助手としてなおも研究所に滞在している。独立はなおも考えている模様。
ペニー
『おどる』から登場。
ダイヤモンドアカデミーに通う中学生で、Dr.クライゴアの孫娘。祖父のクライゴアを尊敬しており、そのため科学者を目指している。発明家としての能力はすでに高く、クライゴアも将来を期待しているほど。非常に真面目な性格で、ワリオに対しても丁寧に対応する。
歌が好きで、クライゴア・マイクと違ってかなり上手い。科学者だけでなく歌手にもなりたいという夢もある。しかし『俺』によると音楽の授業は苦手らしい。
海外版では「ペニー・クライゴア(Penny Crygor)」と表記されている。
オービュロン
IQ300の宇宙人。紀元前1年生まれ(2003年時点で2003歳と証言)らしい。元々は地球侵略に来たのだが、宇宙船がワリオの家に墜落、以後も何度となく激突して顔見知りとなった(ただ、『おどる』では「地球に来て1000年」と発言)。現在も地球侵略はあきらめていないようだが、周囲に隠す様子も周囲がそのことを気にしている様子もなく、全く進展の無いままダイヤモンドシティに居着いている(そもそも、彼が目指す侵略がどのようなものかも不明)。かなり小柄で、身長はカットやアナよりも低い。
IQの高さは本人も誇りに思っており、現在は日本語の勉強に励んでいるが、ひらがなとカタカナが入り混じったり、日本語を「ニポン語」と発音するなど苦戦している模様。悪運が相当に強く、シリーズを通して何かしらのトラブルに巻き込まれる事が多い。
アシュリー&レッド
『さわる』から登場。
ダイヤモンドシティはずれにある不気味な洋館「ホラーマンション」に住んでおり、『さわる』のストーリーでアシュリーがオービュロンを薬の材料にしようとした事をきっかけに出会った。
アシュリー
親元を離れてホラーマンションで修行する、見習い魔女の少女。怒ると髪が白色になり恐ろしい形相になる。
性格はネガティブ且つ相当なひねくれ者。いつも無愛想でぼそぼそとしか喋らず、あまり他人と関わろうとしない。ただ『さわる』収録のテーマ曲“Song of Ashley”の歌詞によると本当は友達が欲しいらしく、口で言うほど皆のことは悪く思っていない模様。なおこの曲は『大合奏!バンドブラザーズDX』『大乱闘スマッシュブラザーズX』等にも収録されている。
レッド
アシュリーの使い魔である、赤い小悪魔。ドリブルとスピッツ同様関西弁で喋る。薬の材料集めや家事一式、魔法の杖や空飛ぶ箒に変身するなどアシュリーの身の回りのことをなんでもこなす。かなりの怖がりで、ちょっとしたことでも驚く。
アシュリーの親友でもあり常に彼女を気に掛けているが、薬の材料にされかかる、アシュリーの代弁を行い逆に怒られるなど苦労が絶えない。
ヤング・クリケット&マスター・マンティス
『おどる』から登場。
カンフー風の拳法家師弟で、ワリオが見つけた「作法殿」の文明と関係があるという拳法ウィー拳」の使い手。修行の旅でダイヤモンドシティを訪れ、ちょうどそのとき「お作法」のブームだった為、ウィー拳との関係の秘密を解明するべく滞在することになった。
ヤング・クリケット
マンティスの弟子。名前の意味は「若蟋蟀」。礼儀正しく爽やかな好青年で、ある意味『メイド イン ワリオ』らしからぬ人物である。
真面目さを示すかのように趣味も修行。カットとアナが二人がかりでようやく動きを捉えられるほどの身体能力を持つ。
マスター・マンティス
クリケットの師匠。名前の意味は「蟷螂師匠」。非常に無口でミステリアスな人物。
趣味は「旅」と語る。真の実力は未知数だが、クリケットの攻撃を片手で軽くさばける程の実力を持つ。

サブキャラクター 編集

しゃぎぃ
ナインボルトの飼っているペット。名前は髪(?)ボウボウ(シャギーヘア)である事から。関西弁で、おっさん臭い言動をする。
『初代』から1年前に道端に落ちていた(捨てられていたのではない)のをナインボルトが拾ってきて勝手にペットにした。そのためナインボルトも素性に関してはよく分からない。本人曰く友達がおり、ゲーム中でもしゃぎぃの色違いや表情違いがプチゲーム中に登場する。趣味はバイクいじりで、好きな言葉は「ま、これも人生ということで」。
シャイな一方目立ちたがり屋でもあり、皆の知らぬ間に、毎回自分が登場するプチゲームをこっそり入れている。
ケン
ダイヤモンド放送局のリポーターで、犬の姿をしている。彼がゲーム「PYORO」の大ヒットを突撃リポートしているのを見て、ワリオはゲーム制作を思いついた。
また『まわる』ではスタジオキャスター、『さわる』では音楽番組の司会、『おどる』ではスポーツのコメンテーター、『俺』ではニュースキャスターをつとめている。
ジョー店長
モナのバイト先の店長。耳の大きな犬の姿をしている。
商魂たくましく、作品ごとにジェラート屋(『初代』)、レストラン(『あつまれ!!』)、ピザ屋(『まわる』、『さわる』)、中華料理の屋台(『おどる』)と何度も店舗改装している。また『おどる』ではアメフト試合のコメンテーターとしても呼ばれているほか、作法殿一帯の土地の所有者でもある。『俺』ではモナの助手カメラマンとして登場する。
モナーズ
モナがバイクの中で飼っている、動物の姿をした小さなペット達。自分を追いかけてくる者に対し、ボールやバナナを投げて撃退する。『初代』では1号ゾウ)、2号ブタ)、3号サル)の3匹が登場。『さわる』にはさらに4.1号&4.2号オオカミ)の2匹が登場している。
アート、デコ
『さわる』から登場。モナが組んでいるバンドのメンバー。
アートはかなり小柄な黒い姿で、デコはかなり巨体で黄色い犬のような姿。二人ともモナに振り回されている。『おどる』ではモナと共に中華料理屋でアルバイトをしている。
はやぶさ ハヤト、こまいぬ ポンきち、おさる ムサシ
カット&アナのペット。
ハヤトは茶色い羽の猛禽類で、ポンきちは柴犬と思しき茶色い犬(名前と違い狛犬ではない)で、ムサシはサルである。ハヤトは他の者を抱えた・くわえたままの飛行が、ポンきちは大太刀に変身する事ができる。
ムサシは『さわる』で、アナが食べようとしたバナナを盗んだ犯人として登場した。バナナを食べているムサシを見てカットとアナの2人はかわいいと心打たれ、仲間になった。
3匹共首に赤いスカーフを巻いている。
なお『初代』のみハヤトの代わりに「スズメのドンちゃん」いう名前の小鳥が登場している。
宇宙ウサギ
宇宙の平和を守る為に日々飛び回っているウサギ型宇宙人たち。『初代』のエンディングのみ「ウサギ星人」と書かれている。
オービュロンは事故が起こった際、彼らに助けてもらっている。『まわる』ではピッグシップ内で働いている者が登場し、『さわる』では彼らの住むウサギの顔型宇宙ステーションが登場している。
また、開発スタッフがほぼ同一の『リズム天国』にも登場している。
ピッグシップ
オービュロンが所有する宇宙船。その名のとおりブタの顔をしており、自分の意志(人工知能)もある模様。
オービュロンが普段乗っているのはピンク色だが、『まわる』では黄色いボディの2号機がエンディングに登場。遭遇したワリオマンが変身したロボットを悪質ロボットだと思い込み「ヤラレルマエニ ヤルブー!」と鼻からマシンガンを発射し破壊してしまった。
スクランプス
『おどる』に登場する「作法殿」に生息する謎の生き物。赤・青・黄の3種類がいる。作法殿を残した古代人の絵にもスクランプスらしき存在が描かれており、何か関連があるではないかといわれているが真相は謎。作法棒を守護している模様(にぎり石は不明)。
ファンシーな外見に反して非常に獰猛で、作法殿にある作法棒を持ち出したものには容赦ない制裁を加える。
PYORO
『初代』のオープニングで、ニュースにおいて大ヒットゲームとして紹介されていたゲームの主人公である鳥。ワリオはこのニュースを見て自分でのゲーム製作を思いついた。作中に登場する架空のゲーム、いわば劇中劇のキャラクター。
シリーズの伝統として、プチゲーム図鑑を完成させる事で、このPYOROが主人公のミニゲームがプレイできるようになる(『あつまれ!!』と、図鑑が存在しない『うつす』、『俺』[3]は除く。またニンテンドーDSiで『鳥とマメ』というタイトルでダウンロード販売もされている)。それ以外にも端役として様々な場面に登場している。
Mr.ゲーム&ウォッチ
かつて任天堂が発売したゲーム&ウオッチシリーズに登場した真っ黒な平面人間。なお、後述のようにゲーム中での表記は無く、この名前は『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズから。
エンディングクレジットなどで表記されたことはないが『まわる』や『さわる』のモード選択画面で登場していたり、『おどる』にてペニーの発明バトルの観客として大人数で登場するなど、モブキャラクターとして常連出演している。

雑記 編集

  • 『ワリオシリーズ』のゲームの取扱説明書は、ページの大半がワリオ自身による解説となっているのが恒例であり、本シリーズも同様にワリオの言葉から始まっているが、途中から「疲れた」など文句を言い、ワリオカンパニーの面々に交代するパターンがお決まりになっている(『俺』『あそぶ俺』は例外で、他のソフトと同じ体裁)。
  • シリーズ各作品のBGMには、大抵の作品で「歌詞付きの曲」が数曲登場している(歌は開発スタッフが担当)。これらの曲の一部は、後に『ドンキーコンガ』や『大合奏!バンドブラザーズ』シリーズなどの任天堂発売のゲームや『クラブニンテンドー』会員オリジナルグッズの音楽CDなどにも採用・収録されている。
  • シリーズ各作品のプチゲームには、「鼻の穴に指を突っ込むプチゲーム」と「シューティングゲーム型のボスゲーム」(『うつす』はボスゲームがないので例外)が、毎作品登場している。
  • ソフト開発元は『初代』『まわる』は任天堂単独で、『あつまれ!!』と『さわる』以降はインテリジェントシステムズとの共同である。この切っ掛けは『あつまれ!!』を『初代』発売から半年以内で開発することとなった際、それだけのスピード作業が可能な技量を持つスタッフがいる場所として白羽の矢が立ったとの事。[4]

脚注 編集

  1. 社長が訊く Wiiプロジェクト-Vol.6『おどる メイド イン ワリオ』編の第1回における坂本賀勇の発言より[1]
  2. 全くの無関係というわけではなく、シリーズのところどころに『ワリオランド』シリーズに登場したものが背景程度に登場している。『マリオ』シリーズにおいても『マリオカート』シリーズには『アーケードグランプリ』のコースとして「ダイヤモンドシティ」が、『Wii』ではバイクの一種として『メイド イン ワリオ』のワリオが使用する「ワリオバイク」が登場しているなど、要素が輸出入された事例がある。
  3. ただしニンテンドーWi-Fiコネクションを用いた「ゲームショップにんてん」では「とりとマメ」というプチゲームがダウンロードできる。
  4. 『うつす』のTouch!.jpにおける開発スタッフインタビューより[2]

外部リンク 編集

nl:WarioWarept:Wario Ware, Inc.

simple:Wario (series)

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