マリオペディア
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マリオブラザーズMario Bros.)は、任天堂が1983年7月14日に発売したアーケードゲーム。本作の発売の翌日にファミリーコンピュータが発売されている。

概要[]

ドンキーコング』などで活躍したキャラクター、マリオとその弟ルイージが、下水管から湧きだしたカメカニなどの害獣を駆除していくというアクションゲーム

今でこそジャンプアクションゲームとして知られるマリオ達が、初めて高低差によるミスをしなくなった作品。

ファミリーコンピュータを始めとした数々の家庭用ゲーム機に移植されている。

ゲーム内容[]

土管から出現する敵キャラクターを床の下から突き上げて気絶させ、蹴り落として退治する。複数の敵をまとめて蹴り落とすと、敵の数に応じて得点に倍率がかかる。敵を一匹倒すごとにコインが1枚出現し、下から突き上げる、もしくは触れることで回収でき、得点が入る。ステージの敵を全て倒すとPHASEクリアとなる。

アーケード版のみ、ゲームスタート時と新敵キャラクター登場前に敵キャラクターの名前と倒し方が説明されるデモンストレーションが挟まる。

エンディングはなく、ゲームオーバーになるまでひたすらゲームが続いていくループゲーム。PHASE 23以降ステージ数はカウントされるが、ゲーム内容はPHASE 16~22の繰り返しとなる。
ファミリーコンピュータ版はPHASE 17以降はPHASE 13からのループになる。

POWブロック[]

最下段中央に配置されており、下から突き上げることで画面中にいる設置しているキャラクター全員に1回突き上げた分の衝撃を与えることができる。すでにひっくり返っているキャラクターは起き上がってしまうため、2人プレイ時などでは相手への妨害行為としても使用できる。

登場キャラクター[]

マリオ
主人公。本作での描写により職業が「配管工」という設定になった。
アーケード版は青い帽子に赤いシャツで青いオーバーオール、ファミコン版は赤い帽子に赤いシャツで青いオーバーオール。
ルイージ
2Pが使用する主人公。マリオとの違いは配色のみ。
アーケード版は緑の帽子に茶色いシャツで緑のオーバーオール、ファミコン版は白い帽子に白いシャツで緑のオーバーオール。
シェルクリーパー / カメさん
最も基本となるザコ敵。PHASE1から登場し、一度突き上げるとひっくり返る。
サイドステッパー / カニさん
一度突き上げると目を怒らせて移動が速くなり、もう一度突き上げることでひっくり返せる。
ファイターフライ
ピロピロと跳ねながら出現。空中にいる間は下から突き上げることができない。一度突き上げるとひっくり返る。
フリーザー / スリップアイス / フリーズ
出現してしばらく移動したのち、静止した床一帯を氷漬けにして滑りやすくしてくる。下から突き上げるだけで壊せる。
ファイアボール(赤色)
画面中をジグザグに移動する火の玉。触れるとミスになる。床に接しているときに突き上げると消滅させられる。
ファイアボール(緑色) / グリーンボール
同じ段差にしばらくとどまっていると出現し、画面の端から端へ移動したのち消滅する。上下に揺れながら移動しており、床に接しているときに突き上げると消滅させられる。
つらら
床へ結露がたまり始め、完成すると降ってきて触れるとミスになる。完成する前のつららを突き上げると破壊できる。ファミコン版には登場しない。

関連作品[]

任天堂発売[]

スーパーマリオブラザーズ3 / スーパーマリオコレクション
2人プレイ時、マップ上でマリオとルイージを重ねて選択するとカードやプレイ権限を奪い合える「なつかしのマリオブロスゲーム」というミニゲームが遊べる。
New スーパーマリオブラザーズ
仕掛けとしてマリオブラザーズ床が登場。
New スーパーマリオブラザーズ Wii
コインバトルのステージとして本作のステージを意識したステージが登場。
New スーパーマリオブラザーズ 2
コインラッシュのステージとして本作のステージを意識したステージが登場。
New スーパーマリオブラザーズ UNew スーパーマリオブラザーズ U デラックス
コインバトルのステージとして本作のステージを意識したステージが登場。
スーパーマリオメーカー
キャラマリオとして、ファミコン版の本作のグラフィックのマリオ、カメ、カニ、ハエが登場。
スーパーマリオ 3Dワールド / スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
エンディングを見る、『New スーパールイージ U』のデータがある、のどちらかを満たすと1Pが最近の配色に近いルイージとなった『ルイージブラザーズ』が遊べる。
マリオカート ツアー
本作をモチーフにしたグライダー「マリオブラザーズパラフォイル」が登場。
ペーパーマリオ オリガミキング
POWブロックを叩くとカニさんがひっくり返り、元に戻ると青くなるという演出がある。
マリオテニスGC / Wiiであそぶ マリオテニスGC
マリオクラシックコートという本作をモチーフにしたコートがある。そのコートが舞台のスペシャルゲームであるコインゲットバトルもある。
メイド イン ワリオ
プチゲーム「ワリオブラザーズ」を収録。プレイヤーがワリオになっている。
まわる メイド イン ワリオ
プチゲーム「マリオブラザーズ」を収録。
さわる メイド イン ワリオ
ナインボルト&エイティーンボルト」のネームプレートが、本作のロゴをモチーフにしている。
あそぶメイドイン俺
プチゲーム「マリオブラザーズ」を収録。
メイド イン ワリオ ゴージャス
プチゲーム「マリオブラザーズ」を収録。初代作の「ワリオブラザーズ」のリメイクで、アーケード版を準拠にしている。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
青カラーのマリオ、アイテムとして登場したフリーザー、本作をモチーフにしたステージ「マリオブラザーズ」などさまざまな要素が登場。
ミス後の復帰台は本作に似たシステムだが、桜井政博曰く意識はしていなかったとのこと。

脚注[]

関連記事[]

外部リンク[]

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