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ピクロス
ジャンル パズルゲーム
開発元 ジュピター
エイプ
HAL研究所
発売元 任天堂
1作目 マリオのピクロス
1995年3月14日
最新作 立体ピクロス
2009年3月12日


ピクロスPicross)は任天堂が発売したパズルゲームシリーズの総称。この名称はピクチャー・クロスワードを略した造語である。1995年ゲームボーイソフト『マリオのピクロス』が発売され、以降シリーズ化された。

概要 編集

ペンシルパズルお絵かきロジックコンピュータゲーム化した上で、独自のアレンジを加えている。小学館の学年別学習雑誌などではゲームソフト発売前よりピクロスの名で掲載されたが、商標は任天堂が取得し[1]、ゲームソフトにピクロスの名を使用しているのは同社のみである。開発元は『ピクロスDS』まではジュピター、『立体ピクロス』はHAL研究所

基本ルールはお絵かきロジックに準拠するが、ゲームモードによっては制限時間までに絵を完成できなければゲームオーバーになるルール、間違ったマスを削ると持ち時間が減算または加算されるペナルティ、ゲーム開始前およびゲーム中残り時間を消費することで縦横それぞれ一列の解答を表示する「ヒントルーレット」、マスの試し置き機能などが用意される。

マリオのピクロス』『マリオのスーパーピクロス』『ピクロス2』では探検家または考古学者に扮したマリオワリオが、古代遺跡の石盤に隠された絵を解読する設定にされた。そのためお絵かきロジックにおいてマスを塗りつぶす行為は、これらのゲームではハンマーとピックで「削る」と表現される。『ピクロスDS』以降ではマリオなどのキャラクターは登場せず、出題される問題に合わせた数種類の背景デザインが用意された。

鉛筆消しゴムを必要とせず問題は何度でも楽しめ、短い時間で気軽に遊べる内容が人気となり、シリーズ第1弾として1995年に発売された『マリオのピクロス』は、世界合計の売上げでミリオンセラーを記録した[2]

1995年当時発売ソフトが減り衰退に向かっていたゲームボーイは翌年の『ポケットモンスター』発売後に再び活気を取り戻したが、その下地には『マリオのピクロス』の好調な売れ行きがあった。この動向から、当時本作のプロデューサーを務め、後に株式会社ポケモン代表取締役社長へ就任した石原恒和は「ゲームボーイ、ちゃんと生きてるじゃないか」と評価し、『ポケモン』にも期待をかけた。さらに任天堂がゲームボーイの改良機『ゲームボーイポケット』の発売を促した要因の1つにもなった[3]

シリーズ作品一覧 編集

以下の年月日は日本国内の発売日または放送日となる。

マリオのピクロス
主要記事: マリオのピクロス
1995年3月14日発売、ゲームボーイ
第1作。ゲーム内のBGMや古代文明の探索を連想させる設定は後の作品へ流用された。日本版の製品パッケージおよび広告には「オトナのパズル。」のキャッチフレーズが表記された。
タモリのピクロス
1995年4月23日[4]-9月2日放送、スーパーファミコンサテラビューデータ放送番組
タモリラジオ番組『サバチーチカレッジ タモロス博士のサンデーゼミナール』を聴きながら遊ぶパーソナリティ番組として放送された。ただしゲーム内にタモリは登場しない。ゲームデータの放送はラジオの放送時間外にも行われ、ラジオ番組を聴かずに遊ぶこともできた。放送終了後も『サンデーゼミナール』が終了する1996年3月まで再放送された。
マリオのスーパーピクロス
主要記事: マリオのスーパーピクロス
1995年9月14日発売、スーパーファミコン
『タモリのピクロス』のプログラムと問題を流用し市販作品として仕上げた。ヒントと制限時間のない上級者向けのゲームモード「ワリオのスーパーピクロス」、2人協力プレイを導入。
ピクロス2
主要記事: ピクロス2
1996年10月19日発売、ゲームボーイ
4分割された30マス四方の大きな絵を解く形式とされた。キャラクターを操作して問題を探すマップ画面、問題を解きながら隠された文章を推理するサブゲーム「クイックピクロス」を導入。こちらもスーパーゲームボーイを使用することで2人協力プレイが可能。
サテラdeピクロス
1997年11月末-12月放送、スーパーファミコン・サテラビューデータ放送番組
1997年4月から開始された月替わりイベントゲーム企画「マンスリーイベント」の1997年12月分作品として放送。複数の問題を解き共通するテーマを当てる懸賞を実施した。
ピクロスNP Vol.1-Vol.8
1999年4月1日-2000年6月1日発売、スーパーファミコン・ニンテンドウパワー書き換え専用ソフト
ニンテンドウパワーのみで供給される新作ソフトとして偶数月に1作ずつ、全8作発売。任天堂キャラクターを起用した特集問題、サテラdeピクロスと同様の懸賞問題、2人対戦モードを設けた。Vol.1の特集問題にはポケットモンスターを起用した。
ピクロスDS
主要記事: ピクロスDS
2007年1月25日発売、ニンテンドーDS
ピクロスNPから約7年ぶりの作品となった。従来のボタン操作に加えタッチペンによる操作、ニンテンドーWi-Fiコネクションによる通信対戦、問題の追加・交換などの新要素を導入。過去シリーズからの選抜問題も追加配信された。
立体ピクロス
主要記事: 立体ピクロス
2009年3月12日発売、ニンテンドーDS
従来のピクロスシリーズから外観・ルールを変更。縦・横・奥行き3方向のヒント数字をもとに、立方体のブロックを壊して立体図形を完成させる形式となる。「○」で囲まれたヒント数字は1個間を空け、「☐」で囲まれたヒント数字は2個以上間を空けるルール。

※この他、1999年にゲームボーイ・ゲームボーイカラー共通ソフト『ポケモンピクロス』の画面写真が公開されたが、発売は取り消された。

脚注編集

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. ピクロス - 日本商標登録番号 第4069661号・第4109456号、スーパーピクロス - 日本商標登録番号 第4219683号
  2. 商品情報 ゲームソフト」 株式会社ジュピター。
  3. 畠山けんじ・久保雅一 『ポケモン・ストーリー』 日経BP社、2000年、166頁。
  4. ゲーム業界ロジックの旅|任天堂「タモリのピクロス」

外部リンク 編集

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